日本 の 最低賃金 は他の 先進国 に比べて低すぎるのはなぜか?
先進国の中でも、日本の最低賃金の低さは突出している。英国やフランスは
時給1200円前後の水準にあり、従来、先進国中最低だった米国も今年、
5ドル15セントから7ドル25セント(約850円)に2年間で引き上げ
ることを決めたため、早晩、日本が最低(約687円)になる。
日本の最低賃金は、昔から企業ベースで考えれてきたから低いそうです。
ただ外国並みに引き上げたら、大企業は何とかなっても中小企業は次々と
倒産してしてしまいます。
この問題を解決するには、法人税を累進課税にしていくしかないのでは。
利益ベースだと利益操作が可能なので、売上げベースで課税率を調整し、
その代わりに最低賃金も上げていくという方法が良いと思います。
企業の規模に関わらず、最低賃金を上げ、法人税も一律のままというのは
無茶な話しです。
最低賃金は固定し、法人税を変動させる方が無理がないでしょう。
中小企業は仕入れも、大企業に比べてかなり不利な価格と納期で対応し、
当然、利益率も小さくなります。
特に日本の場合、同じ個数を仕入れても企業名によって差をつけられます。
海外の商習慣では、普通はロットが同じなら、最初は同じ条件で取引価格を
提示されます。→ランキングへ
その後の値引き交渉はそれぞれですが。
この当りの事情を考慮しても、最低賃金の問題は、法人税の累進課税化で
対応してもらいたいですね。
参考記事:なぜ日本の「最低賃金」は低いのか?
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