「世界ボクシング評議会(WBC)のバンタム級タイトルマッチは,王者・
長谷川穂積が2Rで圧勝した。」
さすが長谷川です。今の日本のボクサーの中で、一番安心して見ていられ
ます。ストップが早すぎた気がしないでもありませんが、見事なKOです。
最初のダウンを奪ってからは、コンパクトにパンチを集め、大振りの
フックなどはあまり打っていませんでした。この辺はさすがですね。
次のラウンドまで逃がさずにフィニッシュを決めました。
スピードやディフェンスも完璧ですね。相手のアレハンドロ・バルデスは
あまり威圧感もなく、平凡な感じでした。とてもKOの多い選手には
見えません。メキシカン特有の嫌らしさや、変則性もなく、長谷川の
敵ではありません。
それに比べて、フェザー級の粟生隆寛は名チャンピオンのオスカー・
ラリオスが相手ですが、僅差の判定負けでした。
勝つチャンスは前半のKO直後でしたね。
長谷川と違い、手数が減り、狙いに行って失敗しましたね。
オスカー・ラリオスがインファイトをしているときは、アッパーや
カウンターが上手く当り、チャンピオンを追い詰めましたが、
中盤からアウトボックスするようになると、ポイントを奪われ、結局
敗戦してしまいました。
もう中盤からは粟生はスタミナ切れで、重心が上がってしまい、完全に
チャンピオンペースになってしまいました。テクニシャンなので、こんな
に体力が消耗する試合は初めてなのでしょう。
とはいえ、課題がはっきりしたので、才能のある粟生のことですから、
次はチャンピオンベルトを獲ることができると思います。→ランキングへ
今日は、ハイレベルの試合が2試合観戦できて、満足しました。
スポンサード リンク
▽WBCバンタム級 長谷川 7度目の防衛のキーワード
▽次の記事、前の記事
WBC 星野監督 内定か | SCAJ2008(日本スペシャリティー協会主催)
▽WBCバンタム級 長谷川 7度目の防衛のレビューをブログに書く
ブログのネタに使う場合は、以下のリンクソースをブログに貼るだけでOKです。
▽WBCバンタム級 長谷川 7度目の防衛にトラックバックする
▽WBCバンタム級 長谷川 7度目の防衛にコメントする
今日のキーワード
当サイトのRSS
カテゴリー
スポンサード リンク
新着記事
月別アーカイブ
Copyright (C) 2007 All Rights Reserved 旬のニュース 話題を配達!