「医師に後発医薬品を薦められた経験が「ない」人の割合が8割超に達して
いることが、調査から分かった。」
海外では常識になっているジェネリック医薬品が、日本では普及して
いないようです。もともと後発品は、特許が切れた医薬品を同一成分で
製造したもので、安全性は認められています。
そのために薬物治験も行い、合格したものが流通しており、普及しない
のはおかしな話です。
これには利幅の薄い後発品を、医師が処方したがらないこと、また先発
業者との癒着等の問題が絡んでいるようです。
意図的に、海外で不法に製造された粗悪な薬品と、混同させるような
話しも出回っていますね。
医療費の高騰がこれだけ問題になっているのに、馬鹿げた話です。
十分な特許期間が与えられているのですから、先発の医薬品メーカーは
すでにかなり儲けているはずです。
医師も「変更不可」の署名を処方箋に記入する人が多いので、薬剤師が
薦めようにも、どうしようもありません。
本来は、国が薬の承認をしているのですから、もっとジェネリック品の
安全をアピールしても良いはずなんですが、あまりそういった活動を
しているようには見えません。→ランキングへ
何かここでも利権構造を感じますが、健康保険制度を維持するためにも
積極的に、ジェネリック製品の普及をする必要がありますね。
参考記事:後発品「薦められた経験なし」が8割超
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