船場吉兆 の 偽装 問題 で 社長 が一部の指示を認めた。
「船場吉兆」(大阪市)の牛肉産地偽装事件で、同社は10日、湯木正徳社長
(74)や長男の喜久郎取締役(45)らが、産地偽装や不適正表示が行われて
いることを認識しながら放置していたとする改善報告書を農林水産省に提出
し、経営陣に責任があると認めた。また洋菓子類と和洋食関連の商品販売を
完全に中止することを報告書の中に盛り込んだ。
牛肉や鶏肉などの産地偽装について経営陣の指示などを明らかにしなかった
が、菓子類や総菜などの消費・賞味期限の改ざんが発覚した福岡市の店舗の
販売分については、社長の次男で九州地区担当の湯木尚治取締役(38)の
指示があったことを認めた。
この期に及んで、まだ一部の偽装指示しか認めていないんですね。
パートや現場の社員が勝手にやることは、あり得ません。
保身のために嘘を重ねて、余計に信用を失っていますね。
従業員は自分たちの道具くらいにしか思っていないのでしょうか。
責任を押し付けることができればラッキーという感覚のように見えます。
最近は、内部告発が盛んになってきているので、もう以前のようなやりたい
放題はできなくなりつつあります。
価格を上げにくいのは分かりますが、他の国のようにある程度は市場に連動
させた価格を付けていく必要があるでしょうね。
その代わりに絶対にインチキはしない、という経営をしていかなければ、
これからは通用しなくなると思います。
消費者も原材料や原油の相場が上昇しているときは、商品価格の上昇も受け
入れなければいけませんね。
安全なものを食べるには、仕方のないことです。→ランキングへ
参考記事:船場吉兆 偽装 「社長知りながら放置」
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